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オウンドメディアのデザインで押さえておきたい重要ポイント

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最近ではかなり認知されてきたのでご周知の方も多いと思いますが、「オウンドメディア」は企業やブランドが自社で運営するWebサイトやブログなどのメディアを指します。コンテンツ=中身が重要なのは言うまでもないのですが、かといってデザインは軽視して良いのかというとそうではありません。単なる見た目の問題ではなく、ブランドの顔としてユーザーとの重要な接点となるものです。さらに、適切にデザインされたオウンドメディアは、ユーザーエンゲージメントを高め、ブランド価値を向上させ、最終的にはビジネスの成功に大きく貢献します。

本記事では、オウンドメディアにおけるデザイン要素や効果的な制作方法、意識すべきポイントなどを、そして国内の成功事例を交えながら詳しく解説します。マーケティング担当者、企業経営者・管理職の方々に、デザインに重視したオウンドメディアの可能性と重要性を理解していただくことが目的です。

オウンドメディアのデザインをどこまで重視すべきか

オウンドメディアを成功に導くために、デザイン面をどこまで重視すべきなのでしょうか。以下の観点から考えてみましょう。

1. ブランドアイデンティティの表現

・デザインはブランドの個性や価値観を視覚的に伝える重要な手段
・一貫したデザインがブランド認知度と信頼性を高める

2. ユーザーエクスペリエンスの向上

・直感的で使いやすいデザインが、ユーザーの満足度とエンゲージメントを向上
・適切なデザインがユーザーへの情報の伝達効率を高める

3. コンバージョン率の最適化

・戦略的なデザインがユーザーの行動を促し、コンバージョン率を向上
・A/Bテストなどを通じて、常に成果につながるデザインへ最適化

4. コンテンツの価値向上

・整理されたデザインが、コンテンツの読みやすさと理解度を向上
・ビジュアル要素がコンテンツの魅力を高める

5. 差別化要因としてのデザイン

・独自性のあるデザインが、競合他社との差別化につながる
・インパクト豊かなデザインが、ユーザーの記憶に残る

重要なのは、デザインを目的化せず、ビジネス目標やユーザーニーズとの整合性を常に意識することです。過度に装飾的なデザインはユーザビリティを損なう可能性があるため、機能性とデザイン性のバランスを取ることが重視しましょう。

オウンドメディアの種類

オウンドメディアは、その目的や機能によって大きく2つのタイプに分類され、さらに細かく7つの種類に分けることができます。これらの種類を理解することで、自社のオウンドメディアの方向性やデザインアプローチを決定する際の参考になります。

まずは大別される2つのタイプですが、直接的に反応を得ることを目的としているか、長期的なブランド戦略の一環として発信するかの違いです。「コンバージョン獲得型>EC型」のようにシンプルな構造もあれば、複数の要素を持ったオウンドメディアになる場合もあります。

1. コンバージョン獲得型

・主に製品やサービスの販売、リード獲得を目的としたオウンドメディア
・デザインは直接的な行動喚起(CTA)を重視

2. 独立事業型

・ブランディングや情報提供を主な目的としたオウンドメディア
・デザインはブランド価値の表現や長期的な関係構築を重視

さらに細かい分類として、以下のようなタイプが考えられます。

1. 専門知識型
・業界や製品に関する専門的な情報を提供
・デザイン:信頼性と専門性を強調する洗練されたレイアウト

2. 自社PR型
・企業情報や活動内容を発信
・デザイン:企業カラーやロゴを効果的に使用し、ブランドアイデンティティを強調

3. 提案型
・製品やサービスの活用方法、ライフスタイル提案を行う
・デザイン:ビジュアルリッチで、製品やサービスの魅力を視覚的に表現

4. サポート型
・カスタマーサポートや製品情報を提供
・デザイン:使いやすさと情報の見つけやすさを重視したシンプルな構造

5. コラム型
・業界トレンドや関連情報を記事形式で提供
・デザイン:読みやすさを重視したタイポグラフィと余白の活用

6. ユーザー参加型
・ユーザーからの投稿やレビューを中心としたコンテンツ
・デザイン:コミュニティ感を醸成するインタラクティブな要素の導入

7. EC型
・製品やサービスの直接販売を行う
・デザイン:商品情報の明確な表示と簡単な購入プロセスを重視

このように、それぞれの目的や特性に合わせたデザインアプローチが必要です。自社のオウンドメディアがどの要素を持っているかを明確にして、デザインの方向性を考えるようにしましょう。

オウンドメディアのデザイン要素

オウンドメディアのデザインを構成する主だった要素について解説します。これらの要素を適切に組み合わせることで、デザイン性の高いオウンドメディアを実現することができます。

1. 画像要素

・写真:製品、サービス、人物などを視覚的に表現
・イラスト:抽象的な概念や複雑な情報を分かりやすく表現
・アイコン:ナビゲーションや機能を直感的に示す

使い方のポイント:
・高品質で関連性の高い画像を使用
・ブランドの世界観に合致したビジュアルスタイルを統一
・適切なサイズと解像度で表示し、ページの読み込み速度に配慮

2. 余白の活用

・コンテンツの可読性向上、視線誘導、デザインの洗練さを演出

使い方のポイント:
・適切なマージンとパディングの設定
・コンテンツのグルーピングに余白を活用
・重要な要素を強調するために周囲の余白を増やす

3. レスポンシブデザイン

・PC/スマートフォン/タブレットなど、様々なデバイスでの最適な表示を実現

実装のポイント:
・フレキシブルグリッドレイアウトの採用
・画像やテキストのサイズを画面サイズに応じて調整
・タッチデバイスに配慮したインターフェース設計

4. カラーデザイン

・重要性:ブランドアイデンティティの表現、ユーザー感情への影響

使い方のポイント:
・ブランドカラーの効果的な活用
・コントラストを考慮した可読性の確保
・色の持つ心理的効果を意識した配色

5. タイポグラフィ

・重要性:読みやすさ、ブランドの個性表現、情報の階層化

使い方のポイント:
・適切なフォントファミリーの選択
・読みやすいフォントサイズとライン高さの設定
・見出しと本文のコントラストを活用した情報の構造化

6. レイアウト

・重要性:情報の整理、ユーザーの視線誘導、全体的な調和

使い方のポイント:
・グリッドシステムの活用による整列と秩序の創出
・F字型やZ字型の読み取りパターンを考慮したレイアウト
・モバイルファーストの考え方に基づく設計

7. アニメーションとインタラクション

・重要性:ユーザーエンゲージメントの向上、情報の効果的な伝達

使い方のポイント:
・控えめで目的のあるアニメーションの使用
・スクロールトリガーのアニメーションによる没入感の創出
・ホバーエフェクトによるインタラクティブ性の向上

8. ナビゲーション

・重要性:ユーザビリティの向上、情報アーキテクチャの表現

使い方のポイント:
・直感的で一貫性のあるナビゲーション構造の設計
・モバイルデバイスに適したハンバーガーメニューの活用
・パンくずリストによる現在位置の明示

これらのデザイン要素については、Web制作の専門家であるデザイナー、ディレクターといった人々が具体的には形にしてくれますので、それ以外の立場の人は詳細まで理解する必要はありません。共通言語として覚えておくと、専門家とのコミュニケーションを図るうえで便利です。

デザインを重視したオウンドメディアデザインの効果的な制作方法

オウンドメディアの制作にあたって、デザインの重要性は理解いただけたと思います。では、具体的にどのようなステップを踏むのかをご説明します。

1. 目的とターゲットの明確化

・オウンドメディアの目的(ブランディング、リード獲得、販売促進など)を定義
・ペルソナを作成し、ターゲットユーザー像を具体化

2. コンセプトの策定

・ブランドの価値観やメッセージを反映したコンセプトを策定
・競合他社と差別化できるポイントを明確化

3. 情報設計

・ユーザーの行動フローを考慮したサイト構造の設計
・コンテンツの優先順位付けと適切な配置

4. ワイヤーフレームの作成

・主要ページのレイアウトと機能を大まかに設計
・ユーザビリティとコンバージョン導線を考慮

5. ビジュアルデザイン

・ブランドアイデンティティに基づいたカラーパレットやタイポグラフィの選定
・一貫性のあるビジュアル要素(アイコン、イラストなど)の作成

6. プロトタイプの作成とテスト

・インタラクティブなプロトタイプを作成
・ユーザーテストを実施し、フィードバックを収集

7. 実装とローンチ

・デザインガイドラインの作成
・開発チームとの連携による忠実な実装

8. 継続的な改善

・ユーザーフィードバックやデータ分析に基づく定期的な改善
・トレンドや新技術への適応

この制作プロセスにおいて、デザイナー、開発者、コンテンツクリエイター、マーケターなど、多様な専門家が協働することが重要です。各段階で適切なコミュニケーションとフィードバックを行うことで、より効果的なデザインを実現できます。

オウンドメディアのデザインで意識すべき5つのポイント

デザインを考える上で、特に意識すべき5つのポイントを紹介します。

1. ブランドの一貫性

・ロゴ、カラーパレット、タイポグラフィなどのブランド要素を一貫して使用
・トーン&マナーを統一し、ブランドの個性を視覚的に表現

2. ユーザビリティとアクセシビリティ

・直感的なナビゲーション構造の設計
・レスポンシブデザインによる多様なデバイス対応
・ウェブアクセシビリティガイドライン(WCAG)への準拠

3. ビジュアルヒエラルキー

・重要な情報や要素を視覚的に強調
・適切な余白とグリッドシステムの活用
・スキャナビリティを高める見出しやリストの活用

4. エンゲージメントの促進

・魅力的なCTAボタンのデザインと配置
・インタラクティブ要素(アニメーション、ホバーエフェクトなど)の適切な使用

   - ユーザーの行動を促す視覚的なキューの配置

5. コンテンツとデザインの調和

・コンテンツの特性に合わせたレイアウトの最適化
・画像、イラスト、インフォグラフィックなどの効果的な活用
・読みやすさを重視したタイポグラフィ設計

これらのポイントについても、形にする役割は前項と同様にデザインの専門家が担います。それ以外の立場の人は、ユーザーの視点に立って、これらのポイントをどのように具現化されているかを確認し、専門家と協力してより効果的なオウンドメディアのデザインへと発展させていきます。

オウンドメディアデザインの注意点と成功の秘訣

さらに成果につなげていくためには、デザインの細かい点にも気を配っていく必要があります。また、コンセプトに沿ったデザインがいかに成否を分けるポイントになるかについても解説します。制作を行う上でチェックポイントとして活用してください。

<デザインの注意点>

1. 過度な装飾・演出を避ける
・視覚的な華やかさよりも、ユーザビリティと情報伝達を優先
・必要以上のアニメーションやエフェクトは、ページの読み込み速度を低下させる可能性がある

2. モバイルファーストの発想
・PCよりもモバイルデバイス(スマートフォン)での操作性を最優先に考える
・タップターゲットのサイズや間隔に配慮

3. コンバージョンポイントの明確化
・主要なCTAを視覚的に目立たせる
・ユーザーの行動を促す要素をページ内の適切な位置に配置

4. A/Bテストの活用
・デザイン要素がCVにもたらす効果を定量的に測定
・テスト結果のデータに基づいた継続的な改善

5. パフォーマンスへの配慮
・画像の最適化やレイジーローディング(遅延読み込み)の実装
・不要な要素を削減し、ページ読み込み速度を向上

6. ブランドストーリーの視覚化
・単なる見た目の美しさだけでなく、ブランドの世界観やストーリーを伝えるデザイン

7. ユーザーフィードバックの反映
・ユーザーテストやアンケートを通じて得られた意見を取り入れる
・顧客と接点を持つ部門の担当者からも意見を募り反映

8. トレンドの適切な活用
・最新のデザイントレンドを取り入れつつ、ブランドの個性とのバランスを保つ

さらに、オウンドメディアのデザインを成功させるには、明確なコンセプトとそれに沿ったデザインの実現が不可欠です。以下に、コンセプトを重視することがいかに成否を分けるのか、そのポイントをステップごとに紹介します。

<成否を分けるポイント>

1. コンセプトが明確化できているか
・ブランドの価値観、ミッション、ビジョンを反映したコンセプトを策定
・ターゲットユーザーのニーズと期待を考慮

2. コンセプトの視覚化
・コンセプトを視覚的に表現するカラーパレット、タイポグラフィ、イメージスタイルを定義
・ブランドの個性を反映した独自のデザイン要素(アイコン、パターンなど)を作成

3. 一貫性の確保
・デザインガイドラインを作成し、すべてのページやコンテンツで一貫したデザインを適用
・トーン&マナーを統一し、ブランドの世界観を一貫して表現

4. ユーザージャーニーとの整合性
・コンセプトに基づいたユーザー体験を設計
・各タッチポイントでコンセプトを反映したデザイン要素を配置

5. コンテンツとデザインの融合
・コンテンツの特性に合わせてデザインを最適化
・コンセプトを強化するビジュアル要素(イラスト、写真、動画)を効果的に活用

6. 継続的な検証と改善
・ユーザーフィードバックやデータ分析を通じて、コンセプトが有効であるかを検証
・必要に応じてコンセプトや表現方法を調整

7. チーム全体での共有
・デザイナーだけでなく、開発者、マーケター、経営陣を含むすべての関係者とコンセプトを共有
・一貫したビジョンのもとでプロジェクトを推進

これらの注意点を踏まえ、コンセプトに沿ったデザインを実現していくことで、ユーザーに強い印象を与え、ブランドの記憶を促進し、長期的な信頼関係を構築することができます。常にユーザーとビジネス目標の両方を意識したデザイン施策を展開することが、成果につながるオウンドメディアの最重要ポイントといえるでしょう。

デザイン性の高いオウンドメディアの事例

それでは、デザイン性の高い優れたオウンドメディアの事例をいくつか紹介します。これらの事例から、効果的なデザイン戦略のヒントを得ることができるでしょう。

1. Mery

https://mery.jp

「女性を幸せにする、プロデュースカンパニー」というコンセプトを掲げる株式会社MERYが運営する、若年女性向けのオウンドメディアが「Mery」です。Z世代の実態、美容、ライフスタイルなどの情報を幅広く発信。デザインは女性らしいカラーや写真を多用し、コンセプトに沿った雰囲気を醸し出しています。多くのコンテンツが1ページに整理して配置されるなど、Meryのデザインは女性らしさの表現と情報の網羅性を両立させることを目的としており、ターゲット層に強く訴求できているメディアといえるでしょう。

2. SUUMOジャーナル

https://suumo.jp/journal/

SUUMOジャーナルは、株式会社リクルートが運営するオウンドメディアで、住まいや暮らしに関する有益な情報を豊富に発信しています。デザインの大きな特徴は、全体的にシンプルで落ち着いた印象を与えつつ、アクセントとしてSUUMOのオリジナルキャラクターと同じ黄緑色を使用してブランドイメージを強調している点です。このデザインアプローチにより、ブランドやコンセプトを意識しながらも、ユーザーに役立つコンテンツを届けることを重視しているメディアであることが伝わってきます。

3. TERIYAKI

https://teriyaki.me

"絶対に外さない美味しいお店"の情報を提供することに特化しているのが、株式会社TERIYAKIのオウンドメディア「TERIYAKI」。サイトトップに大きな検索窓を設置し、ユーザーが求める情報にすぐにアクセスできるよう工夫され、「テリヤキスト」と呼ばれる食通たちのイチオシ店情報を一覧で見られるページも特徴的です。「味」にこだわったグルメ情報に徹底してフォーカスしており、ユーザーに届けたい情報を明確に絞り込んだデザインとなっています。

4. WORKSIGHT

https://www.worksight.jp

コクヨ株式会社が運営するWORKSIGHTは、企業が抱える経営課題に「働く環境(=空間インフラ+制度インフラ)のリデザイン」という視点からアプローチするオウンドメディア。オフィスデザイン、キャリア、コンサルティングなどの情報を発信しており、シンプルながらもフォントの組み合わせによってスタイリッシュで洗練された印象を与えています。コンテンツは「ワークプレイス事例」「先駆者の働き方」「変革リーダーの視点」「有識者が描く未来」という4つの軸で分類されており、独自性を発揮しています。コクヨのブランドイメージと専門性が効果的に表現された好例でしょう。

5. THE BAKE MAGAZINE

https://bake-jp.com/magazine/

株式会社BAKEのオウンドメディア「THE BAKE MAGAZINE」は、スイーツ製造販売企業ならではの視点で情報を発信しています。美しい写真素材をスライダーで表示し、限られたページエリアの中で複数の視覚情報を効果的に届けています。お菓子やお茶に関するコンテンツから自社ECサイトへの誘導を図るとともに、インハウスデザイナーへのインタビューや企業文化に関する記事も多く掲載し、採用活動にもリンク。視覚的な魅力を最大限に活用し、ブランドイメージの向上と実際のビジネス成果を両立させることに成功しています。

6. たのしいお酒.jp

https://tanoshiiosake.jp

「たのしいお酒.jp」は、様々な種類のお酒や関連情報を総合的に扱う日本最大級のオウンドメディアです。デザインは、ホワイトバックにダークブルー(見出し・メニュー)と黒(本文)の文字色でシンプルに構成され、ビジュアルが引き立つよう設計されています。同時に、整然としたグリッドデザインの中に手書き風のロゴをあしらうことで、品良く目立たせることにも成功しています。グローバルメニューは様々なお酒の嗜好に合わせて明確に設定されており、ユーザーが目的の情報に容易にたどり着けるよう配慮されています。

7. お風呂なび

https://www.earth.jp/ofuro/

アース製薬株式会社が運営する「お風呂なび」は、入浴に関する情報を幅広く提供するオウンドメディアです。メディアのファーストビューと記事のアイキャッチに同じテイストのイラストを使用することで、統一感のあるデザインを実現。また、「お風呂のギモン」カテゴリでは、タイトルをQ(質問)形式、本文をA(回答)形式にするなど、カテゴリごとに記事のフォーマットを全体に影響が出ない程度に変えるなど、ユーザーがストレスなく記事を読み進められるよう工夫されています。

これらの日本国内の優れたオウンドメディア事例は、それぞれのブランドの個性や目的に合わせて、独自のデザインアプローチを採用しています。共通する特徴として、ブランドアイデンティティとの一貫性、ユーザーエクスペリエンスの重視、高品質な視覚要素の活用、コンテンツとデザインの調和、そして明確な目的に基づいたデザイン戦略が挙げられます。

自社のオウンドメディアを検討する際には、これらの事例からインスピレーションを得つつ、自社の独自性を反映させたデザイン戦略を立てることをおすすめします。ターゲットユーザーのニーズ、ブランドの価値観、そして提供するコンテンツの特性を深く理解し、それらを効果的に表現するデザインを追求することで、成功するオウンドメディアを構築できるでしょう。

まとめ

本記事では、オウンドメディアのデザインについて、その重要性から実践的なアプローチ、さらには日本の成功事例まで幅広く解説してきました。単なる見た目の問題ではなく、ブランドとユーザーを結ぶ重要な架け橋であり、ビジネス成果に直結する戦略的要素であることはご理解いただけたでしょうか。

効果的なオウンドメディアデザインの実現には、ブランドアイデンティティの一貫性を保ちつつ、ユーザーエクスペリエンスを最優先に考えることが重要です。目的に応じた適切なタイプの選択、効果的なデザイン要素の組み合わせ、そして制作プロセスを正しく踏んでいけるかどうかも成否を分けるポイントといえるでしょう。

今回お伝えしたポイントを理解しつつ、数々の成功事例を参考にしていけば、大きく外れることはないです。自社のブランド価値を効果的に伝え、ユーザーに価値ある体験を提供するオウンドメディアを構築して、ぜひ長期的なビジネス成功につなげましょう。

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