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【動画ヤロウ!!!】映像ディレクターってどんな仕事?

【動画ヤロウ!!!】映像ディレクターってどんな仕事?

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【動画ヤロウ!!!】映像ディレクターってどんな仕事?

こんにちは。大阪・堂島のクリエイティブエージェンシー、株式会社メガホンです。

テレビ、映画、SNSやWeb動画、デジタルサイネージなど、私たちのまわりにはさまざまな映像コンテンツがあふれています。

YouTubeやInstagramのストーリーへの投稿のように、一般のユーザーでも高品質な映像コンテンツが作れてしまう昨今ですが(参照)、映像づくりのプロフェッショナルが作り上げたものは、やはり一味も二味も違います。

なぜならそれは、多くの人々が楽しめるコンテンツとして機能するよう、コンセプトから考えられ、それに沿って撮影し、魅力的な内容になるよう編集されているからなんです。

こうした作り手の中で、映像制作の現場を指揮する立場が「映像ディレクター」。今回はこの役割にスポットを当てて、映像コンテンツがどのように作られているのか、詳しくご紹介していきます。

企画・進行・撮影・編集・・・すべての監督役

映像ディレクターが取り扱うジャンルは、テレビ番組、CM、アニメーション、WEB動画、プロモーションビデオなどさまざま。それぞれで仕事内容は変わってきますが、基本的には映像の企画・コンセプトづくりから、構成、撮影、編集など制作全般を取り仕切る「監督=ディレクション」という役割は同じです。

若干の差異はあるものの、仕事の流れは基本的に以下のようになります。

1)企画・コンセプトづくり

まず映像を作る上で「核」となる部分を考えるフェーズが、企画・コンセプトづくりです。誰に向けて、どんな映像を作り、どんな効果を生むのかを綿密に設計します。この部分がしっかりと定まっていないと、ディレクターは次のステップへ進むことができないほど重要です。ディレクターに仕事を依頼するプロデューサーがここを担うケースもあります。

2)スケジュール・スタッフ選定

映像制作の着手から納品までのスケジュールを決定したり、撮影や編集・音声といった技術スタッフを誰にするか決めるのがこのフェーズ。場合によっては、予算管理も並行して行う場合があります。こちらもケースバイケースでプロデューサーが担当したり、ディレクターが任されたりいろいろです。

3)構成・シナリオ

企画に沿って、どのような映像の構成やシナリオにするのかを決めるのがこのフェーズです。複雑な内容の場合は脚本家やシナリオライターが起用されることがありますが、おおまかなプロット(筋書き)は映像ディレクターが考え、台本に落とし込む作業を行います。この構成・シナリオが入念に作り込まれることで、撮影や編集の精度が上がります。

4)撮影

スタジオやロケーションの環境によってセッティングを行い、いよいよ撮影を行います。通常、撮影にはプロのカメラマンが起用されますが、予算的な問題やスケジュールの都合で映像ディレクターが肩代わりすることもあります。当然、何度も同じ撮影を行うことは難しいため、プレッシャーの大きいフェーズといえます。構成・シナリオに準じて必要な素材となる映像を収め、編集に備えます。

5)編集・MA

撮影した素材をつなぎ合わせて編集作業を行い、BGMやナレーション、効果音などの音を入れる、MA(Multi Audio)と呼ばれる作業を行います。動画コンテンツの良し悪しを左右する重要なフェーズで、まさに映像素材に命を吹き込む瞬間といっていいでしょう。この編集を経て、テレビ、Webなどメディアに合わせた動画フォーマットで納品されて映像ディレクターの仕事は完了となります。

立場によって異なる「映像ディレクター」の役割や仕事内容

映像ディレクターは、広告代理店、テレビ局、制作会社などの組織に所属するか、あるいはフリーランスの立場でプロジェクトごとに参加するケースがほとんど。同じ「ディレクター」という職種名でも、組織やプロジェクトによって果たすべき役割や仕事内容も変わってきます。

1)広告代理店

広告代理店に所属する映像ディレクターは、主にテレビCMやインターネット広告に使用する、広告用動画の制作を担当します。クライアントへのヒアリングからコンセプトを立案したり、予算やスケジュールの管理、制作スタッフの手配など、上流工程を担当するケースが多いですが、会社の規模や予算状況によって現場の指揮、編集まで担当する場合もあります。

2)テレビ局

自社や系列局で放送される映像の制作を担当するのがテレビ局のディレクターです。自社スタッフあるいは協力会社スタッフと連携して、番組の企画から撮影・編集までを担当しますが、テレビの現場は関わる技術スタッフが多いため、現場を仕切るフロアディレクター、中継先で指揮を執る中継ディレクターなど細分化されることが多いです。また、外部から委託を受けて番組以外の映像作品を制作することもあります。

3)映像制作会社

映像制作に特化した会社で、広告代理店やテレビ局との協業であったり、直接クライアントからの依頼であったり、仕事の請け方はさまざまです。プロデューサーやディレクターだけの集団で撮影以降は外部スタッフと連携する場合もあれば、プランナー、編集、音声まで技術スタッフが揃っている場合もあり、さらに「テレビ番組制作が専門」「人材採用のムービーが得意」「YouTube動画に特化」など会社ごとに強みも異なります。

4)総合制作会社

映像だけでなくWebや印刷メディア、イベントなど、広告やプロモーションに関するあらゆる制作物に対応するのが総合制作会社です。映像専門のディレクターが在籍する場合もあれば、Webディレクターやクリエイティブディレクターが兼任するケースもあります。映像コンテンツをテレビ、Web、SNS広告、サイネージなど、自社だけで横断的に展開できるのが強みと言えるでしょう。

5)フリーランス

組織に属さないフリーの映像ディレクターも多数活躍しています。広告代理店や制作会社などが請けたプロジェクトにメンバーとしてアサインされ、培った経験と実績を基に映像コンテンツづくりを指揮します。組織のディレクターと仕事を分けて、撮影や編集の現場のみを担うケースもあります。

映像ディレクターに求められるスキルとは?

最後に、映像ディレクターに求められているスキルについてご紹介します。

企画・発想力

動画を発注するクライアントは映像のプロではないため、その狙いや意図を汲み取り、どのような動画コンテンツを作るべきかを練り上げていく力は映像ディレクターに求められる肝となるスキルです。映像に関する知識が豊富で、動画編集ソフトの操作ができたとしても、作りたいもの/作るべきものを理想的な形にできなくては意味がないからです。

統率力

動画は一人で作ることも可能ですが、規模が大きく内容がより凝ったものになれば、関わるスタッフは増えていきます。撮影、編集など各分野の専門スタッフを束ね、適切に指示を出してゴールに向かう統率力も必須。不測のトラブルが発生したときに、スタッフと力を合わせて乗り越えられるかどうかは、この能力にかかっています。

映像の専門知識・技術

企画においては構成や台本の作り方、撮影においてはカメラの性能や撮影技法、編集においてはツールの機能や特殊効果、テロップ、音声などの知識や実際に自分で作業を行うための技術も求められます。各分野の専門家ほど熟練する必要はありませんが、最低限のことはできた方が映像ディレクターとしての評価は上がります。

メディアやネットの知識

動画コンテンツを作る上で、テレビで流すのとネットで配信するのでは、見せ方もフォーマットも異なります。それぞれのメディアに存在するターゲットを的確に捉え、最適なコンテンツ作りを行うことはもちろん、回線環境も大きく影響するインターネットならではの配信方法やSNS上での展開手法なども熟知しておく必要があります。

まとめ

もし、企業の担当者として動画づくりを検討されているなら、今後は「映像ディレクター」の存在と仕事ぶりにも注目してみてください。

今回ご紹介したように、目的に合った動画を完成させるために、ヒアリングから企画提案、撮影、編集の現場マネジメントまで、幅広く活躍する姿を目にすることができるはずです。

また、将来的にこの仕事を目指す方々にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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