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動画制作をプロに依頼するポイント〜制作編〜

動画制作をプロに依頼するポイント〜制作編〜

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動画制作をプロに依頼するポイント〜制作編〜

こんにちは。大阪・堂島のクリエイティブエージェンシー、株式会社メガホンです。

前回、前々回の記事では、動画制作をプロに依頼する際の準備と相談に関するポイントをそれぞれお伝えしてきました。

今回は事前準備、見積確認を行った上で、実際に制作を進めていく段階に至った際の進め方や注意すべきポイントについて解説していきます。

実写?アニメーション?それぞれの特徴とは

動画制作をどのように進めていくかは、「実写」を選択するか、「アニメーション」を選択するかで異なってきます。目的やターゲット、予算に応じてどちらを選択すれば良いか、は変わってきますので、まずはそれぞれの違いや特徴を知っておきましょう。

実写とアニメの比較表

実写動画の特徴

実写動画といえば、紹介したい対象(商品・会社・人物・店舗など)をありのまま伝えられるため、リアリティのある訴求を行うことができる点が最も大きな特徴です。リアルであるがゆえに説得力や信頼性が生まれ、人物が登場する動画であれば視聴するユーザーは自分ごとに捉えやすく、感情移入もしやすいでしょう。

その反面、人の悩みなどデリケートな内容については表現が強くなり過ぎる可能性があり、不向きです。また、キャストについては使用範囲や期限が限定される場合が多く、自社社員であっても退職後は使用できないという懸念もあります。撮影場所の確保やキャストのスケジュール調整など、手間のかかる部分も覚えておくと良いでしょう。

アニメーションの特徴

一口に「アニメーション」といっても、いくつかの手法に分かれます。

静止画を紙芝居のようにめくるスライドショー形式、イラストや文字・図形・写真などに動きを付けたモーショングラフィックス形式、テレビや映画で一般的に「アニメ」と呼ばれるフレームバイフレーム形式、大作アニメでよく使用される立体的なCGの3Dアニメーション形式など、ターゲットや用途によって選択できる点がメリットでしょう。

人間のようなに肖像権を気にせず、実写では表現が難しい場合にも重宝するでしょう。 一方、実在しない世界、キャラクターで表現するためリアリティに欠け、ユーザーは感情移入しづらい面がデメリットで言えます。アニメ動画がSNSでバズりにくいのは、共感性が低いためです。

実写動画制作の流れとポイント

次に、動画の制作手順をご紹介していきます。

動画制作はおおまかに「企画・構成/撮影/編集/納品・公開」の流れになり、実写とアニメーションで若干工程が異なります。まずは実写の各制作工程について説明します。

1)企画・構成

動画を作る目的やターゲット、目指すゴール、公開する方法を決めて、内容を固めていく工程です。この企画・構成がブレると動画全体のクオリティが下がりますので、最も重要な工程と言えるでしょう。

例えば起承転結の順でどのようにメッセージを伝え、尺は何分にするのか、などを定めます。内容が固まれば、全体スケジュールを作成し、キャスティングを決めて絵コンテをまとめていき、必要に応じてキャストのオーディションも行います。

2)撮影準備

次は撮影前の準備です。撮影場所の下見を行うロケハン(ロケーション・ハンティング)を実施して当日の状況をシミュレーションしつつ、許可取りや必要な機材の確認を行います。

撮影当日の進行は撮影時間や内容、スタッフの動きをまとめた香盤表を作成しておきます。また映像と音声を同時に収録するのかどうか、場合によっては現場で出演者によるナレーション録りを行うケースもありますので、事前に確認しておきます。この工程で細かい部分まで決めておくと、撮影当日の進行がスムーズになり、撮影漏れも防ぐことができるでしょう。

3)撮影

撮影内容と機材、スタッフ、キャストの準備ができたらいよいよ撮影です。カメラやマイク、照明などを準備し、セッティングを行い、香盤表に沿って進行することになります。半日から1日がかりの撮影が多いですが、規模が大きい場合や、場所や時間の転換が必要な内容であれば、数日に分けて行うこともあります。なお、屋外での撮影であれば、天候によっては中止しなければなりませんので、別の候補日も必ず押さえておきましょう。

4)編集・MA

撮影に続いては、編集・MAの作業に移ります。編集は映像や写真、グラフィック、イラストなどを絵コンテに沿ってつないでいく工程で、テロップ(字幕)やBGM(MA)の追加なども併せて行います。BGMで注意したいのは著作権です。フリーの音楽素材でなければ、JASRACなどの著作権管理団体への申請が必須になりますので覚えておきましょう。なお、この編集・MAは非常に緻密かつ時間がかかる作業です。制作する動画の尺やパターン数によって必要な日数も変わってきますので、ゆとりを持ったスケジュールを想定しておいたほうが良いでしょう。

5)納品・公開

編集作業が完了し、修正がなければ動画の納品となります。配信の環境や用途に応じてフォーマットを変換し、メディア等に収録して納品が行われるケースが多いですが、昨今はYouTubeなど動画サイトへのアップロードを行うケースも多いでしょう。YouTubeチャンネルの準備やアップロード作業は誰が行うのか、事前に確認しておくと公開時に慌てずに済みます。

アニメーション動画制作の流れとポイント

実写に続いては、アニメーション動画の制作をどのような流れで行うのかを解説します。

先にご紹介した手法によって工程や期間は異なり、スライドショー形式であれば素材をつなぎ合わせるだけなのに対し、フレームバイフレーム形式では1コマずつ描画しますのでかなりの労力がかかります。あくまでおおまかな流れとして参考にしてください。

1)企画・構成

実写と同様にアニメーションでも目的やターゲット、目指すゴール、公開する方法を決めて、内容を詰めていきます。ストーリーや設定を決めた後、スライドショー、モーショングラフィックなど手法もこの段階で確定します。展開の説明、セリフ、ラフ画をまとめた絵コンテを台本として作成し、次の工程へ移りましょう。

2)素材作成

作成した絵コンテを元に、キャラクターのイラストや背景など素材の作成を行います。ここで絵柄、世界観をしっかり確定しておくことが重要です。動画になってしまうと相当数のイラストを作成してしまうので、もしキャラクターの色や形状などを修正するとなると膨大な作業時間が発生してしまうからです。

ナレーションやBGMもこの段階で準備しておきましょう。音楽の著作権については実写と同様に注意しておきましょう。

3)アニメーション制作・MA

イラスト素材が揃ったら、アニメーション制作に入ります。コンピュータ上でイラストをつないで動きを付け、アニメーション化を行っていく流れですが、実写の編集と同じく非常に時間がかかる工程です。この期間を詰めすぎると、アニメーションの質が落ちてしまいかねないので、十分な日数を確保しておくことをおすすめします。本格的な動画の場合は、スタジオでMA作業に移り、声優やナレーターの声を収録して完成です。

4)納品・公開

アニメーションと音声がドッキング完成版を確認後、納品となります。納品の方法やYouTubeへの公開作業などは実写と同様です。

スムーズな進行のために注意したいポイント

実写とアニメーションぞれぞれの制作について流れをご紹介しましたが、特に注意しておきたい点を最後にまとめてご紹介します。

1)あれこれ要素を詰め込まない

「せっかくお金をかけて動画を作るのだから、いろいろ伝えたいことを盛り込もう」という考えてしまいがちですが、限られた尺の中に情報が多すぎると、かえって心に響かないものです。

「この動画で言いたいことは◯◯」とメッセージは1つに絞り、あれこれ要素を詰め込まずにシンプルに訴求することが重要なのです。

2)ターゲットを明確にする

視聴する=メッセージを送るターゲットも常に意識しておく必要があります。それによって、ドラマチックな展開かユーモアを加えるか、あるいはドキドキさせる演出を施すのか、構成が変わってきます。企画でも撮影でも編集でも、「誰に何を伝えたいのか」を立ち返って考え、ブレが無いか常に確認しておきましょう。

3)制作費とスケジュールを常に意識する

動画制作の前にどれぐらいの予算がかかるか見積が出ていると思いますが、いざ制作が進行していくと、要件が漏れていたり、修正が重なったり、予期せぬ事態でスケジュールが延期になったりすると、制作費が増加する場合があります。再度の撮影などが起きないように、十分に打ち合わせと確認作業を行っておきましょう。

4)権利関係の侵害に注意する

キャストの肖像権や使用権、音楽の著作権、動画そのものの権利も含め、依頼する側と制作する側で、「何をどこまで使用してよいのか」必ず規定しておきましょう。動画を契約外の用途あるいは期間外で使用してトラブルになるケースは多く、企業のブランドイメージにも影響しますので、契約書類は必須です。

まとめ

動画制作のポイントを「準備」「相談・見積」「制作」の3つのパートに分けてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

これからのマーケティング、プロモーション活動において、動画は外せない手法。できることは事前にしっかり準備しつつ、専門的なことはプロに相談して、1つずつ確認していきながら一通りの流れをつかむことをおすすめします。

分からないことはどんどん質問して、回答をもらいながら進めていけば、動画制作は進められるでしょう。何より、それが貴社のノウハウにもなりますので、まずは一歩踏み出してみてはいかがですか?

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私たち 株式会社メガホンは、動画制作のプロとして、企画提案から撮影・編集〜フィニッシュまでを社内ワンストップで対応しています。専任のアートディレクターが常に伴走して徹底したクオリティコントロールと進行管理を行うため、動画制作に不慣れなご担当者さまもご安心ください。

企業紹介、商品紹介、リクルート、社内広報、マニュアル、学校紹介などのWeb動画や展示会動画を数多く手掛けており、Web、動画、紙媒体を使ったメディアミックスによるプロモーションサポートも行っています。

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