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【動画ヤロウ!!!】ゼロから始める動画制作(とっとこ撮影編)

【動画ヤロウ!!!】ゼロから始める動画制作(とっとこ撮影編)

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【動画ヤロウ!!!】ゼロから始める動画制作(とっとこ撮影編)

こんにちは。大阪・堂島のクリエイティブエージェンシー、株式会社メガホンです。

今は誰でも手軽にスマホで動画を撮影し、アップロードできる時代。YouTubeでは映像のプロではない人が日々、多くの動画を作り公開しています。これから先も、動画はさらに身近な存在になっていくでしょう。

しかし、いくら簡単に作れると言っても、ある程度の知識やテクニックがないと、人が観て楽しめるコンテンツにはなり得ません。

初めての人向けに動画制作のポイントをお伝えするシリーズ記事、その第2弾は「撮影編」。覚えておくと便利な撮影に関する基礎知識から、上手な撮影のコツ、ワンランク上を目指すテクニックなどを解説していきますので、動画撮影初心者の方はぜひ参考にしてください。

動画撮影で必ず覚えておきたい基礎知識

まずは、動画の撮影を行う際に知っておきたい基本用語について解説します。人に見せるものということを意識して、より美しく、視聴しやすい動画を撮影するために、各項目の意味や使い方などは最低限、押さえておくて良いでしょう。

カメラワーク

カメラをどのようなアングルから、どのような動きで撮影するかを「カメラワーク」と呼びます。さまざまな手法がありますが、よく使われるものをいくつかピックアップしました。それぞれ、うまく活用することで動画の表現の幅が広がりますが、とは言え落ち着きなくカメラを動かすと単に見づらくなるだけなので注意が必要です。

1)FIX(固定・静止)

カメラを三脚などで固定して撮影する手法です。ブレがなく、安定した映像を収めることができますが、臨場感を出すためにあえて手持ちで撮影するケースも増えています。

2)ズームイン/ズームアウト

被写体に対し、引いた状態からズームしていく方法。被写体に視線を誘導させる時に有効です。その逆のズームアウトは、被写体に寄った状態から、だんだん引いていく手法。少しずつ周囲が見えてくるので、被写体の周辺状況を見せたい時などに使われます。

3)パン

カメラを横へ移動させながら撮影する手法。景色の広大さを表現したり、水平移動する被写体を追いかけたりする場合などに使われます。左から右が「パン」で、右から左が「逆パン」になります。

4)ティルト

パンが左右に動くのに対し、ティルトは上下にカメラを振る手法。高層ビルなど縦に長い被写体のスケール感を表現したいときなど使われ、下から上を「ティルトアップ」、上から下を「ティルトダウン」と呼びます。

5)ドリー

カメラ自体が被写体に近づいたり離れたりする手法。被写体に寄ることが「ドリーイン」、被写体から離れていくことが「ドリーアウト」です。ズームの撮影より、立体感を強調することができます。

構図

カメラのポジションとアングルを工夫して、被写体をより魅力的に映す「構図」を見つけます。構図にはさまざまな種類があり、そのうちの代表的なものをご紹介します。

基本構図

1)3分割構図

カメラ画面の縦・横を三分割して線の交わる点に被写体を置く撮影方法です。中央から被写体の位置をずらし、バランスの良い位置に定めることで反対側に広がりが生まれます。映像のプロが良く利用するメジャーな構図です。

2)日の丸構図

日本の国旗のように、画面の中央に物や人など被写体を置く構図です。オーソドックスな撮影方法で、観る人の目線が自然と被写体に向く特徴があります 。

3)煽り・俯瞰

煽り(あおり)もメジャーな構図です。被写体に威厳を与え、迫力をもたらします。人物以外では、高層ビルなどの高さを強調する時などにも使われます。

また、煽りとは反対の構図が俯瞰(ふかん)で、被写体を見下ろす第三者的な視点を演出できるので、周囲の状況を説明したい場合に有効です。料理などの真上から撮り下ろす方法は、真俯瞰(まふかん)と呼びます。

人物撮影の構図

1)バストショット

被写体となる人物の胸から上を画面に収める構図。顔に強調されるので、表情をよく見せるために使われます。

2)ウエストショット

人物の腰から上を画面に収める構図。人物の表情と背景をバランス良く見せる撮影ができます。

3)ニーショット

人物の膝から上を画面に収める構図。ウエストショットより背景をより見せられ、全身で撮影するよりも人物の表情がわかりやすいのが特徴です。

4)ロングショット

人物の全身が入る構図です。ファッションやスタイルを伝えるために使われ、背景もより詳しく見せることができます。

5)アップショット

人物の一部に寄って撮影する方法で、目や唇のメイク、胸元のアクセサリー、手や足などの詳細を伝える時に使用されます。

露出

撮影時に取り込まれる光量を「露出」と言います。シャッタースピード、F値、ISOの3つを設定することで調整しますが、初心者には難しい分野なので設定に慣れるまで時間がかかるかもしれません。

ホワイトバランス

撮影環境での光の色の影響を補正し、人間の目に写る白を適正に白く写すための機能です。このホワイトバランスの設定により、撮影したすべての色が影響しますので、露出と同様に難しい項目です。カメラの自動設定や手動など、いくつかの設定方法があります。

ピント

被写体にくっきりと焦点を合わせることです。ピント調整には3つの方法があり、カメラのオートフォーカス、タッチ操作、手動で行います。カメラの操作に慣れるまでは、オートフォーカスやタッチ操作でのピント調整が便利です。

規格サイズ

制作した動画をYouTube、Vimeo、ニコニコ動画といった動画サービスで公開する場合や、テレビCM、デジタルサイネージなどのメディアに流す場合など、それぞれで規格サイズが規定されています。撮影前に必ず確認しておきましょう。

撮影前に準備しておきたいポイント

基礎知識について学んだ後は、撮影前の準備について簡単にご説明します。

まずは撮影に必要な機材が揃っているかの確認を行います。続いて企画段階で決めた撮影内容を確認し、絵コンテなどでまとめておきましょう。人物が登場する場合は、セリフをまとめた台本もチェックしておくと安心です。

撮影場所、当日のスケジュールを把握し、シミュレーションしておけば万全の状態で撮影にのぞめるでしょう。

撮影で注意したいポイントとは?

しっかりと準備をしたものの、やはり実際にカメラを構えて撮影となると分からないこと、迷うことが多く出てくるでしょう。カメラを回して撮影するだけの作業ではありますが、気をつけておきたいポイントはたくさんあります。注意点が多すぎて最初は戸惑うかもしれませんが、一つずつ確認しながら撮影を行うことで徐々に慣れてくるはずです。

カメラを動かしすぎない

最近は手持ちでの撮影も増えているので、つい動きのあるカメラワークを取り入れたくなりますが、カメラを動かしすぎないことが撮影の基本と言われています。視聴する立場からすると、動き回る動画より安定した動画のほうが見やすく、ストレスもありません。ズームを多用したり、場面転換が早い撮影には特に注意。必ず固定した画も撮影しておきましょう。

手ブレを防止する

カメラの手持ちで撮影する際は、必ず手ブレに備えましょう。いくらしっかりとカメラを持っていても、時間が経てば疲れてブレが生じます。カメラの手ブレ補正機能やジンバルを使用したり、撮影時は立ち止まって両手でカメラを固定したり、壁などに体を預けて動かないようにするなど、工夫しましょう。

1カット5〜10秒を目安にする

同じような映像を長時間映しても、視聴者を退屈させるだけです。1シーン5秒を基本に、詳細に伝えたい時でも7〜10秒ぐらいに収めましょう。反対に短いカットを次々と流すと視聴者は追いきれなくなって情報が伝わりませんので要注意。撮れ高が足りるか不安に思う時は、少し長めに撮影しておいて、編集に短く調整すれば良いでしょう。

ズームはなるべく使わない

ズームの多用も気をつけましょう。ズームは映像がブレやすく、ズームイン/ズームアウトを繰り返すと、視聴者が映像酔いを起こすこともあります。被写体をアップにしたい場合は、ズームより撮影者が近づく方が安定した寄りの撮影ができます。

逆光にならない明るい場所を選ぶ

美しい映像には光が欠かせません。十分な明るさを確保できる場所で撮影を行いましょう。光の入り方にも注意が必要で、被写体の後ろから光が差す、いわゆる「逆光」で撮影すると真っ暗な映像になってしまいます。人物が登場する場合は、表情が明るく見えるよう、レフ板で光を当てましょう。壁やカーテンなど白い背景の前で撮影することでも、レフ板と同様の明るさを得ることができます。

別のパターンでも撮影しておく

ひとつのシーンを決めで撮影すると、編集の時に「違うアングルが欲しい」という事態になることがあります。大事なシーンは角度を変えるなど、いくつかのバリエーションで撮影しておくことで、編集時の自由度が広がります。

例えば人物が話しているシーンの場合、バストアップで同じ角度から撮っているだけでは単調な動画になってしまいます。左右逆から撮ったり、顔をアップにしたり、横移動したり、手元を映すなど、複数のパターンで撮影しておくことを安心です。カメラが2台あれば、別のアングルで同時撮影できます。

撮影場所は映り込みや許可の有無を注意する

撮影していると、被写体以外に多くのものが映り込んでしまう可能性があります。屋外であれば、無関係な通行人の顔が映ってしまうと、許可取りやボカシ・モザイク処理なども手間が増えます。街中だと企業の広告が入ってしまうこともありますので、人通りの少ない場所や壁や木々などを背景にしたほうが良いでしょう。撮影場所自体も、公園や河川敷でも撮影許可が必要な場合があります。撮影許可を取れていなかったばかりに、動画が使用できなくなるリスクもあるのです。

屋内での撮影でも安心はできません。オフィスやスタジオを借りる場合は良いですが、個人の自宅を使用する場合は、近隣の様子や住所がわかる個人情報などが映り込むと場所を特定されてしまいます。思わぬトラブルを引き起こさないよう、十分チェックしておきましょう。

まとめ

動画制作で非常に重要なフェーズとなる撮影について、基礎知識から撮影時のポイントまでをご紹介しました。しっかりと企画を立て、機材を入念に選んでのぞむ撮影ですから、ポイントはしっかりと頭に入れておきたいですね。

今後も「動画制作は初めて」という方にも役立つよう、編集のテクニックや、関連する情報をシリーズでお伝えしていきます。よりクオリティの高い動画を作るために、ぜひ参考にしてください。

「動画の企画や撮影のことは分かってけど、やっぱりプロに任せたほうが安心かな」と思われた方は、制作会社に相談してみるのも手です。きっと学んだ知識が活かされるはずです。

動画制作のパートナーをお探しの方、株式会社メガホンまで。

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