Blog
【動画ヤロウ!!!】ゼロから始める動画制作(その他編)

【動画ヤロウ!!!】ゼロから始める動画制作(その他編)

Share
【動画ヤロウ!!!】ゼロから始める動画制作(その他編)

こんにちは。大阪・堂島のクリエイティブエージェンシー、株式会社メガホンです。

初めての人でも動画制作を手軽に始められるよう「ゼロから始める動画制作」のシリーズ記事を連載してきましたが、今回は最終回。「準備編」「撮影編」「編集編」に続き、より動画制作のクオリティをアップしてもらうための注意点などをお伝えする「その他のポイント編」です。

動画制作を作る上で前提として覚えておきたい心得、制作過程で最も重要な編集作業をワンランクアップさせるためのコツについてご紹介していきます。動画作りのステップを一通り踏んだものの、「何かうまくいかないな」と感じた時、参考になるのではないでしょうか。

観たくなる動画と退屈する動画の違いとは?

スマートフォンで簡単に撮影や編集ができ、YouTubeですぐに公開できる。つまり誰もが動画クリエイターになれる、そんな時代ですが、同じ動画でもテレビやプロモーション動画といった映像のプロが手がけるものと、いわゆる動画制作のビギナーが作った動画ではクオリティに大きな違いが出ます。その差はどのようなところで現れるのか探っていきましょう。

動画を観ていて、興味を引かれない時、次のようなことを感じたことはないでしょうか?

・つまらない、退屈

・内容や登場する人が不快

・想像していた展開と違いがっかり

・どこかで観たことがある

・声や効果音が耳ざわり

これらの中で、「不快」「がっかり」「観たことがある」「耳ざわり」は個人差がありますが、「つまらない、退屈」は誰もが共通して感じやすい印象です。なぜ、そのように感情を持ってしまうのでしょうか。

例えば車でドライブする動画があったとします。

ビギナーが作ると、ドライブ開始から中継地点、ゴールまで順に撮影したものから見どころをピックアップして編集していくでしょう。その動画を他の人が観ると、最初は「どんな展開になるのだろう」とわくわくした気持ちになるかもしれませんが、しばらくすると単調なドライブ映像に飽きて「早く終わらないかな」と感じてしまうでしょう。これは、何の盛り上がりもないただの「記録」を見せられているからなのです。記録には制作者の意図が込められていないので、視聴者の心に響かないわけです。

撮影のときのアングルや編集のアイデアである程度工夫はできますが、それはあくまで技法的に面白いだけで、内容が面白いわけではありません。その点、プロは観る人の心を動かすためにある工夫をします。

「誰に、何を伝えたいか」ターゲットとテーマの重要性

プロが作る動画には「ターゲット」を意識して「テーマ」が設定されています。簡単に言うと、「誰に、何を」伝えたいか、です。ターゲットとテーマを決めて撮影を行えればベストですが、すでに撮影が済んでいる場合でも、撮った映像からターゲットとテーマにふさわしい素材をチョイスしていきます。

先ほどのドライブの動画であれば、ドライブデートにはじめて行こうとしている若いカップルにターゲットを定め、デートが盛り上がるように道中でおすすめのレストランやカフェ、おみやげ物の紹介を含めたり、絶景スポットや車中でかける音楽なども紹介なども盛り込むでしょう。

時系列では単調になるので、オープニングで絶景や美味しそうなグルメを登場させて、道中も「いまここまで来て、次はここ」というコースマップを挿入して、中だるみしないようにします。

こうして「初めてのドライブデートでも盛り上がれる動画」が作られていくわけです。プロは編集と同じくらいここに時間を割くことが多く、それだけ動画のクオリティを左右する重要な工程といえます。

ターゲットとテーマが明確になり、動画に「ストーリー性」が生まれると、格段に面白くなります。 誰に向けて、何をテーマにしてそれをどのように伝えるのか。これを意識せずにつなげた動画はただの記録になってしまうので、動画制作を行う時は常に頭の中に「誰に、何を、どんなふうに伝えるか」を考えておくことをおすすめします。

拡大にクオリティが上がる「編集」のコツ

次は、編集についてもう少し掘り起こしていきましょう。

動画制作はとにかく撮影して編集し、1本でも多く作ることで経験値を上げていくことが重要ですが、「何本作っても、素人っぽさが抜けない」と悩む方が多いかもしれません。動画編集は傍で見ていると簡単にできそうなのですが、実際にやってみると難しく、なかなか思った通りの動画に仕上がりません。

素人っぽくない動画を作成するためには、プロでなくてはわからないような細部にまでこだわり、精度を上げていく必要があります。ここでは基本的な動画編集を身につけた人が、ワンランク上を目指すためのポイントを紹介していきます。

ジャンプカット

映像をつなぐ編集には、あるアクションから他のアクションにつなげる「アクションカット」や二つの異なる場所で同時に起きているショットを交互にカットする「クロスカット」などさまざまなカットの種類があります。その一つの手法で、最近YouTube動画でよく用いられているのが「ジャンプカット」。

同じシーン内で経過した時間に別アングルでカットすることで、動画が非常にテンポ良く進みます。例えば人が話す時、微妙な間や、「えーと」など自然に口をついて出てしまうことがどうしても発生します。ジャンプカットはこうした不要な部分をすべてカットし、伝えるべきパーツをテンポよくつないで観る人を退屈させず、会話に没入させる効果があります。ただし、多用しすぎるとただ落ち着かない動画になるので、メッセージが多く重要なシーンに絞ると良いでしょう。

テロップのデザイン

伝えるべきメッセージをすべて音声にまかせると、聞き逃しを生んでしまいます。動画の内容を確実に届けるには、テロップも大事な要素。そしてこの文字のデザインにもこだわるのがプロです。

人間が数秒の間に認識できるよう、1画面あたりの文字数は12~20文字が適度と言われています。画面下に横書きが基本ですが、内容に応じて縦書きにしても良く、左右または目立つ中央などに配置しましょう。映像の色合いや明るさも考慮して夜の背景には白や明るい色を選ぶなど、細やかな気遣いでテロップの効果を最大化しましょう。

フォント/オリジナルロゴ

「フォント」とは文字の書体デザインです。初心者の段階ではなかなかフォントまで気を配れないかもしれませんが、実はフォントは動画のイメージを大きく左右する重要な要素なのです。

ビジネス動画でポップな書体を使ったり、子ども向けなのに力強い極太ゴシックを使うなど、内容やターゲットに合わないフォントを選ぶと動画の質を落としかねません。それぞれのターゲットに好まれるフォントがあり、テーマにもマッチしてるようにフォント選びを意識することが大切です。ただし、あれこれ使いすぎず、多くても3〜4種類までに絞ることもお忘れなく。

エフェクト

動画編集ソフトには多種多様なエフェクト(特殊加工)が用意されています。このエフェクトの種類とその効果を知っておくと、思い通りに動画を演出することができるでしょう。編集ソフトによっては高機能のエフェクトも搭載されていますので、うまく編集すれば映画やテレビ番組顔負けの動画を作ることができます。

エフェクトは基本的に1つでも成立しますが、掛け合わせて加工を行うケースもあり、そういった表現をどれだけ習得できるかがプロに近づく第一歩といえるでしょう。ただし、このエフェクトは相当なセンスを求められ、下手に加工を重ねたりすると過剰演出となり、ただの落ち着かない動画になってしまいます。映画やプロモーションビデオなどを研究して、エフェクトの使い所を知っておくと良いでしょう。

画像・イラスト

動画といっても、すべて映像ではなければならないわけではありません。写真やイラスト・図解などをうまく活用することも、良い動画を作る重要な要素です。

例えば、静止画が1枚ずつ切り替わっていく紙芝居のような手法は古典的ですが、写真に人の目を引く力があれば視聴者を退屈させません。セリフや映像を説明するより図解1つのほうが伝わりやすい場合もあります。最適な画像やイラストを選び、配置することによって質の良い動画をいくらでも作成できるので、画像やイラストにもこだわりを持つことは需要。編集とは動画をつなぐだけではないのです。

BGM

音も動画の良し悪しに影響を与えます。BGMがなくても動画は成立しますが、やはり音が入ると注目を集めたいシーンや、迫力を出したい時、楽しさや悲しさを強調したい時はBGMは絶大な効果を生みます。あえてBGMがありとなしの場面をつなぐことで、メリハリのある展開を生むこともできます。

効果音は音選びから使い所など、より高度なセンスを求められるため、初心者のうちは無理して使用する必要はありません。映像と効果音がマッチしないと、安っぽい印象につながることがあるからです。エフェクトと同様に、映画やテレビ番組などをしっかり研究しておくことが必要でしょう。

まとめ

全4回にわたってお届けしてきた「ゼロから始める動画制作」の締めくくりとして、さらにクオリティの高い動画づくりに向けた心構えと編集のコツをお伝えしました。初心者では気づきにくいポイントを取り上げてきたつもりですが、少しでも参考になりましたでしょうか。

昔に比べるとパソコンの機能が上がり、編集ソフトも使いやすくなっていますが、まだまだ動画制作はハードルが高いかもしれません。撮影も編集も「全然わからない」と感じるでしょう。それでも頑張って触り続けてみてください。ある日突然、目の前がぱっと開けるような気分を味わい、一気に動画作りの楽しさが理解できる時が決まる。

これから先、動画制作のスキルは強力な武器になります。スキルを磨き続ければ、プロも夢ではないでしょう。まずは楽しむ心を大切にして、動画に親しんでみてください。「趣味レベルなら楽しめるけど、仕事での動画制作は厳しいかな」と感じたら、ぜひプロに相談を。依頼を通して自身のスキルアップにつながるはずです。

動画制作のパートナーをお探しの方、株式会社メガホンまで。

お問い合わせはこちら