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Web担当者が知っておきたい専門用語70選

Web担当者が知っておきたい専門用語70選

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Web担当者が知っておきたい専門用語70選

こんにちは。大阪・堂島のクリエイティブエージェンシー、株式会社メガホンです。

Webの活用は、現代ビジネスの成功に不可欠です。しかし、その土台となるweb用語、IT用語の理解は、経営者やWEB担当者にとってハードルが高いかもしれません。とはいえ、「今さら聞けないし」とお困りではないでしょうか?この記事では、悩めるWeb初心者が押さえておくべき重要な専門用語を、要点をまとめて解説します。Webの専門家との商談をスムーズにするためにも、まずは基本的な用語から頭に入れておきましょう。

目次

まず覚えておきたいWeb関連の基礎用語

それでは、Webサイトを利用する上で頻繁に遭遇する基礎的な用語から始めましょう。これらの用語を把握しておくことで、より専門的な情報を理解しやすくなるでしょう。

インターネットブラウザ

インターネットブラウザは、Webページやアプリケーションを表示するためのソフトウェアです。ユーザーがWebサイトのURLを入力すると、ブラウザはそのアドレスにある情報をサーバーから取得し、画面上に表示します。代表的なブラウザにはGoogle Chrome、Microsoft Edge、Apple Safariなどがあります。

Webサーバ

インターネットを通じてWebページや画像、ビデオなどのコンテンツをユーザーに提供するコンピューターシステムです。ユーザーがブラウザを通してWebサイトにアクセスすると、Webサーバは要求されたページをブラウザに送信します。ApacheやNginxは、よく使用されるWebサーバのソフトウェアです。

HTTP/HTTPS

HTTP(HyperText Transfer Protocol)は、WebブラウザとWebサーバ間で情報をやり取りするためのルールのようなものです。HTTPS(HTTP Secure)は、通信を暗号化することでより安全なデータ転送を可能にするHTTPの拡張版です。HTTPSは、特に個人情報や金融情報の取り扱いがある場合に重要です。

要件定義

Webサイトやシステム開発の初期段階で行われるプロセスで、プロジェクトの目的、機能、性能、制約条件などを明確にすることを要件定義と呼びます。効率的なプロジェクト遂行のために、この段階で明確に要件をまとめておくことが不可欠です。

リリース(ローンチ)

制作・開発が完了したWebサイトを公開し、一般ユーザーがアクセス可能にすることを指します。このリリース(ローンチ)の日に向けて、要件定義から制作・開発、テストなど、プロジェクトの詳細なスケジュールが組まれます。

CMS(コンテンツ管理システム)

Webサイトのコンテンツを効率的に作成・管理・公開するためのシステムで、専門知識がないユーザーでも、テキストや画像などを簡単にウェブサイトに追加・編集することができます。WordPressが最も普及しており、EC系ではEC-CUBEやShopifyがあります。

ヘッドレスCMS

コンテンツ管理に特化した次世代型CMSです。表示速度の速さや開発の自由度の高さ、コスパ、フロントエンドの改修を行いやすい点など、メリットが多い一方、導入・活用には専門のエンジニアや外部ツールが必要というハードルの高さもあります。国産ヘッドレスCMSの代表格である「microCMS」は4,000社以上の企業の導入実績があり、今後の動向が期待されています。

ドメイン名

ドメイン名は、インターネット上のウェブサイトを識別するためのアドレスです。例えば、「www.example.com」のように、覚えやすい名前でWebサーバーのIPアドレスに対応させます。

IPアドレス

IPアドレスは、インターネット上のデバイス(パソコンやスマートフォンなど)を特定するための数字の列です。「198.0.0.1」のように4つの数字を組み合わせるIPv4アドレスが使用されてきましたが、インターネットの普及によりアドレス数が枯渇し、近年はIPv6アドレスへの移行が進んでいます。

リテラシー

リテラシーは、特定の分野や技術に関する知識や能力のことを指します。Webリテラシーは、インターネットやWebテクノロジーを効果的に利用、理解する能力を意味し、「リテラシーが高い、低い」と表現されます。

SEO

SEO(Search Engine Optimization)は、Webサイトを検索エンジンで上位に表示させるための技術や戦略です。適切なキーワードの使用、サイト構造の最適化、適正なコンテンツの提供などにより、サイトの品質を上げて検索エンジンからの評価を高めます。

知っておくと便利なページ制作の用語

ページ制作においては、デザインや構造を決定づける重要な用語が数多く存在します。これらの用語を理解しておくことで、効率的な制作進行が実現します。

HTML/CSS

HTML(HyperText Markup Language)は、ウェブページの構造を定義するためのマークアップ言語です。テキストの内容や画像の配置など、ウェブページの基本的な骨格を作ります。CSS(Cascading Style Sheets)は、HTMLで作成されたウェブページのフォントの種類、色、レイアウトなど、見た目に関する設定を行います。

ノーコード/ローコード

プログラミング知識がない、または基礎的な知識だけの人でもWebサイトを開発できるプラットフォームやツールを指します。ドラッグ&ドロップのインターフェースや視覚的なプログラミング環境を提供し、開発プロセスを大幅に簡素化。ノーコード/ローコードのアプローチにより、ビジネスユーザーやデザイナーも自分たちのアイデアを迅速に形にできるようになりました。

ディレクトリ

ウェブサーバー上でファイルやフォルダを整理するための構造です。URLにおける「/」に続く各部分がディレクトリを表しており、ウェブサイトの階層構造を形成します。

パンくずリスト

ウェブサイト内でのユーザーの現在位置を示すナビゲーションの役割を果たすものです。童話「ヘンゼルとグレーテル」で、主人公の子どもたちが森に入るときに迷子にならないよう、通ってきた道にパンくずを置いてくというエピソードに由来します。

リダイレクト

リダイレクトは、あるページから別のページへ自動的に訪問者を転送する方法です。意図的に別のページへ誘導したいときや、特定のページが削除された場合によく使用されます。

BASIC認証

Webサーバーが提供する最も基本的なアクセス制御の形式です。ユーザー名とパスワードを入力して、特定のページやディレクトリへのアクセスを許可します。Webサイトを公開する前のテスト環境でこの認証をかけることが多いです。

キャッシュ

Webページや画像などのデータを一時的にパソコンやスマートフォン内に保存する技術です。ブラウザやサーバーがキャッシュを利用することで、ページの読み込み速度を向上させ、サーバーの負荷を減らします。

サイトマップ

Webサイト上の全ページのリストです。ウェブクローラー(検索エンジンが情報を収集するためのボット)がサイトを効率的に巡回するのを助け、サイトの構造を検索エンジンに伝えます。

ワイヤーフレーム

Webサイトの設計段階で作成される、ページの基本的な構造を簡易でまとめた図です。コンテンツの配置や機能の概要を視覚化することで、クライアントであるWeb担当者とディレクター、ライター、デザイナー、エンジニア、コーダーなど複数の制作担当者の意思疎通を図ります。

ヘッダ/フッタ

ヘッダはウェブページの最上部に位置し、ロゴやメインとなるメニューなど、サイト全体に共通の要素を含みます。フッタはページの最下部に位置し、プライバシーポリシーや連絡先情報、サイトマップなど副次的なページへのリンクを提供するケースが多いです。

ナビゲーション

ウェブサイト内の異なるページ間を移動するためのガイドです。よく整理されたナビゲーションは、アクセスしたユーザーにストレスのない快適な体験をさせて、サイト内の情報へのアクセスを容易にします。

アクセシビリティ

アクセシビリティは、障害を持つユーザーも含め、すべての人がウェブサイトを利用できるようにすることを指します。視覚障害者のためのスクリーンリーダーの対応や、色覚異常のある人向けのカラースキームの考慮などが含まれます。

レスポンシブデザイン

異なるデバイス(PC、タブレット、スマートフォンなど)での表示を最適化するデザイン手法です。画面のサイズに応じてレイアウトが変化し、ユーザーに適切な閲覧体験を提供します。

カラム

Webページのレイアウトを構成する縦の区分です。例えば、3カラムは3列構成。こうした複数のカラムを使用することで、コンテンツを整理しやすくなります。

JavaScript

Webページにインタラクティブな要素を加えるプログラミング言語です。ページに動きを与えたり、入力フォームのチェック処理や、ブラウザ上での計算、アニメーションの追加などに使用されます。

Webフォント

Webページで使用されるカスタムフォント(自由に設定できる文字の書体)です。ユーザーのPCやスマートフォンにインストールされていないフォントでも、Web上で統一したデザインを表示することができます。

Web技術にも強くなれるシステム開発・セキュリティ用語

システム開発やセキュリティに関連する用語は、Web技術の中核を成すものです。最初は理解が難しいかもしれませんが、少しずつ学んでいくことでより高度なWeb活用を学ぶことができます。

サーバーサイド

プログラムの実行や、データの管理・処理など、サーバー側で動作することを指す言葉です。これに対し、Webページのユーザーから見える部分をフロントエンドと呼びますが、このフロントエンドからの要望を受け取り、サーバーサイドから情報を送り返します。

スクラッチ

既存のフレームワークやライブラリを使用せずに、ソフトウェアやアプリケーションをゼロから構築することを指します。自由度が高く、要望に合わせた開発を行えるメリットがある一方、開発期間は長くなり、コストも高額になるケースがあります。

SQL

Structured Query Languageの略称。リレーショナルデータベース管理システムで、データの挿入、更新、削除、検索などの操作を行うための言語です。データベースと連携したWebサイトを構築する場合に不可欠なツールです。

データベース

データベースは、構造化されたデータを効率的に保存、検索、更新できるシステムです。リレーショナルデータベース(MySQL、PostgreSQLなど)とNoSQLデータベース(MongoDB、Cassandraなど)の二種類が一般的です。

AWS

Amazon Web Servicesの略称。Webサーバー、データベース、ストレージ、機械学習など、幅広いサービスを提供アマゾン社によるクラウドコンピューティングサービスで、拡張性と柔軟性を備えています。

Web API

異なるソフトウェア間で機能を共有するためのインターフェースであるAPI(Application Programming Interface)の1種。WebサイトへのGoogleマップの表示や、Amazon商品情報の掲載、YouTube動画の表示などもWeb APIで連携されています。

PWA (プログレッシブウェブアプリ)

ここ数年、オフライン機能やプッシュ通知といったネイティブアプリのような機能をWebアプリケーションに統合する方法として、その重要性が再認識されています。特にモバイルユーザーに対して、より高速でシームレスな体験を提供することを目指しています。

ソースコード

コンピュータープログラムを構成する命令や文の集まりで、人間が読み書きできる形式で記述されています。プログラマはPython、Java、C++などのプログラミング言語を用いてソースコードを書き、ソフトウェアの機能や動作を定義して、システムの構築を行います。

オープンソース

ソフトウェアのソースコードが公開されており、誰でも自由に閲覧、改変、配布が可能なライセンスの下で提供されることを指します。コミュニティによる協力のもとで開発が進められるため、機能の追加など更新も活発に行われます。LinuxやApache、MySQLなどがよく知られています。

パッチ

ソフトウェアのバグ修正や機能改善を目的としたアップデートのことです。セキュリティの脆弱性を修正するためにも重要な役割を果たします。

バグ

システム内に存在する欠陥や誤りのことを指します。バグがあると、プログラムが予期せぬ動作をしたり、クラッシュしたり、セキュリティ上の脆弱性が露呈したりすることがあります。バグは、プログラムの設計ミス、コーディングエラー、環境の変化など、さまざまな原因で発生します。

デバッグ

開発したシステムからバグを特定し、修正するプロセスのことを指します。デバッグには、問題の再現、原因の特定、コードの修正、テストといった一連の作業が含まれます

ファイアウォール/UTM

ファイアウォールは、不正なアクセスや攻撃からネットワークを保護するセキュリティシステムです。UTM(Unified Threat Management)は、ファイアウォール、アンチウイルス、侵入検知システムなど、複数のセキュリティ機能を統合したデバイスを指します。

VPN

VPN(Virtual Private Network)は、インターネット上に仮想的なプライベートネットワーク(外部から遮断された専用のルート)を構築し、安全にデータをやり取りするための技術です。暗号化により、外部からの盗聴や改ざんを防ぎます。

データ暗号化

情報を不正アクセスから保護するために、読み取り不可能な形式に変換するプロセスです。暗号化されたデータは、適切な「鍵」がなければ元に戻すことができません。

二要素認証

セキュリティを強化するために、二つの異なる認証方法を組み合わせるシステム。あらかじめ設定したパスワードと携帯電話のコード入力がよく利用される例です。

サイバー攻撃

コンピューターシステムやネットワークに対する意図的な攻撃を指します。データの盗難、システムの破壊、機能の妨害など、様々な形態があります。サイバーセキュリティ対策により防御が可能です。

ビジネスを成功に導くWebマーケティング用語

デジタル時代において、ビジネス成功の鍵を握るのがWebマーケティングです。ビジネスの成長を加速させるために、ぜひ関連用語を商談で使えるようにしておきましょう。

KPI/KGI

KPI(Key Performance Indicator)とは、業務やプロジェクトがどれだけ成功しているかを測定するための重要な指標です。KGI(Key Goal Indicator)は、組織やプロジェクトの究極的な目標を達成しているかを示す指標です。両者は目標設定と達成のために重要な役割を持っています。

CTA(Call To Action)

ユーザーに具体的なアクション(購入、登録、問い合わせなど)を促すメッセージやボタンです。効果的なCTAは、ウェブサイトのコンバージョン率を向上させる重要な要素です。

ターゲティング

特定のユーザーセグメントにマーケティング活動を集中させる戦略です。ターゲティング設定したユーザーのニーズや興味に合わせて、コンテンツや広告をカスタマイズします。

ペルソナ

ペルソナとは、理想的な顧客像を具体的に表したものです。年齢、性別、職業、趣味など、詳細な顧客プロファイルを作成することで、よりパーソナライズされたマーケティング戦略を立てることができます。

カスタマージャーニー

ユーザーが商品やサービスを知り、購入に至るまでの一連のプロセスです。Webサイトを構築する前に、このカスタマージャーニーで、ユーザーとWebサイトの接点を洗い出し、その接点ごとに提供するべきことを明確にしていきます。

エンゲージメント

ユーザーがブランドやコンテンツとどれだけ積極的に関わっているかを示す指標です。WebサイトのコンテンツやSNSでの投稿に対する、いいね、シェア、コメントなどのアクションが含まれます。

マーケティングファネル

ユーザーの購買プロセスを段階的に示したモデルです。認知、検討、購入といったステージを通じて、リード(見込客)を優良顧客に変換していきます。

ランディングページ

広告やメールのリンクから訪問者を迎える特定のWebページです。高いコンバージョン率を目指して、問い合わせ、申込み、購入など、特定のアクションを促します。

LPO(ランディングページ最適化)

ランディングページの効果を最大化するためのプロセスです。テストや分析を通じて、ユーザー体験を改善し、コンバージョン率を向上させます。

コンテンツマーケティング

ユーザーに価値を提供する情報やコンテンツを通じて、関係を築き、最終的には購買行動につなげる戦略です。ブログ記事、動画、インフォグラフィックなどが用いられます。

アフィリエイト

ブログやSNSのアカウントが記事や投稿で企業の商品やサービスを推薦し、その販売から報酬を得るプログラムです。

ソーシャルメディアマーケティング

Instagram、X、TikTokといったSNSを利用したマーケティング活動です。ブランドの認知度向上、ユーザーとのコミュニケーション強化、Webサイトやランディングページへのアクセス増加を目指します。

ホワイトペーパー

自社の製品や技術、市場に関する専門的な情報や分析を、Webサイトで提供する文書です。リード獲得やブランド信頼性の向上に役立ちます。

MA

Marketing Automationの略称で、メール配信、顧客管理、キャンペーン管理など、マーケティングプロセスを自動化するシステムです。効率的なマーケティング活動とパーソナライズされたユーザー体験を実現します。

CRM

Customer Relationship Managementの略称で、ユーザー情報の管理とユーザーとの関係強化を目的とした戦略およびシステムです。ユーザーデータの収集、分析を通じて、顧客満足度を向上させ、ロイヤルティを高めます。

AIチャット

AI技術を活用し、ユーザーとの対話を自動化するシステムやサービス。顧客サービスでの問い合わせ対応、オンラインショッピングでのおすすめ、Webサイトでのユーザーガイダンス提供など、多岐にわたる用途があります。AIチャットは「チャットボット」とも呼ばれ、テキストベースまたは音声ベースのインターフェースを介してユーザーとコミュニケーションを行います。

課題を見つけるためのアクセス解析用語

Googleアナリティクス

Web解析ツールの代表的な存在で、Googleが無償提供していることもあって多くの企業でも導入されています。アクセスの数やユーザーの行動、コンバージョン率など、さまざまなデータを収集・分析し、Webサイトのパフォーマンスを向上させるためのヒントを見つけることができます。

検索エンジン

インターネット上の情報を検索し、関連するウェブページをユーザーに提供するシステムです。Google、Microsoft Bing、Yahoo!などが有名です。Webサイトが検索結果にどのように表示されるかは、SEOに大きく依存します。

クロール

検索エンジンがインターネットを回遊してWebサイトを訪れ、ページの内容を読み取ってインデックス(検索エンジンのデータベース)に追加するプロセスです。このプロセスにより、Webページが検索結果に表示されるようになります。

キーワード

キーワードは、ユーザーが検索エンジンに入力する単語やフレーズを表します。コンテンツや広告キャンペーンを最適化する際に、ターゲットとするキーワードの選定は非常に重要です。

ヒートマップ

Webページ上のユーザー行動を色の濃淡で視覚的に表現したものです。どのエリアが最も注目されているか、どこをクリックしているかなど、Webサイトのユーザビリティ改善に役立つ情報を提供します。主なサービスとして、ミエルカヒートマップ、User Insight、PTengineなどがあり、計測できるデータ量や保存期間、アカウント数などにより料金プランが異なります。

コンバージョン(CV)

Webサイトへの訪問者が特定の目標行動(購入、問い合わせ、登録など)を達成したことを指します。コンバージョン率は、ウェブサイトのパフォーマンスを測定する重要な指標の一つです。

ページビュー(PV)

Webページがユーザーにより閲覧された回数を表します。1人のユーザーが同じページを複数回閲覧した場合も、それぞれがページビューとしてカウントされます。

ユニークユーザー(UU)

特定の期間内にWebサイトを訪れた個別の訪問者の数を指します。同じユーザーが複数回訪れても1回としてカウントされます。

セッション

ユーザーがWebサイトを訪れてから離れるまでの一連の活動を指します。セッション中に行われたページビュー数や行動パターンなどを分析することができます。Googleアナリティクスの場合、1セッションは30分で切れ、その後にアクセスすると2セッション目として計測されます。

直帰率

訪問者が他のページをまったく閲覧することなく、サイトから離脱した訪問者の割合を指します。直帰率が高いと、ページの内容がユーザーの期待に応えていない可能性があります。

離脱率

Webサイトの特定のページから訪問者が離脱した割合を指します。直帰率とは異なり、複数のページを閲覧した後に離脱した場合も計算に含まれます。

クリック率

クリック率(CTR=Click Through Rate)は、広告やリンクが表示された回数に対して、実際にクリックされた割合を指します。CTRの高さは、広告やコンテンツがユーザーにとって魅力的であることを示します。

リファラ

ユーザーがあるWebページに到達する前に訪れていたページのURLを指します。「参照元」「流入元」「リンク元」とも呼ばれ、トラフィックの出典を分析するのに役立ちます。

ユーザーフロー

ユーザーがWebサイト内をたどるパスや行動の流れを示します。ユーザーに目的のページへスムーズにたどり着いてもらうために、サイト設計の改善やユーザーエクスペリエンスの最適化に役立つ情報を提供します。

インプレッション

インプレッションは、広告が表示された回数を指します。ユーザーが実際に広告をクリックするかどうかにかかわらず、表示されればインプレッションとしてカウントされます。

■まとめ

経営者やWEB担当者がWebを有効活用するために、知っておきたい基本用語から専門的な用語までを幅広く解説しました。これらの知識を持つことで、Web活用の戦略を立て、実行して成果につなげていくことがますます重要になっています。まずは基礎を理解したうえで、最新のトレンドや技術にも常に目を光らせておくことが、成功への鍵となります。この記事がみなさまのビジネスの手助けとなる良きガイドラインになることを祈ります。

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