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動画広告の種類を知って効果的なプロモーションを!

動画広告の種類を知って効果的なプロモーションを!

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動画広告の種類を知って効果的なプロモーションを!

最近、ポータルサイトやネットニュース、SNSで、まるでテレビCMのような動画の広告をよく見かけませんか?インターネット回線の環境が飛躍的に良くなることもあり、広告は静止画像のバナーから動画広告へとトレンドが移りつつあるのです。動画市場はテレビに迫るほど成長を続けて、広告の手法も多様化してきました。動画でのプロモーションに前向きになっている企業も増えています。ただ、ひとくちに動画広告といってもその種類はさまざま。タイプごとにメリットや効果を知ることで、より成果の上がる動画プロモーションを実現させましょう。

動画広告市場が成長を続けているのはなぜ?

通勤途中のスマートフォンやオフィスのPC画面に、動画広告が表示されない日がないほど広く普及してきた動画広告。ここ数年、インターネット広告市場は大きく成長していますが、中でも動画広告市場の成長は眼を見張るものがあり、株式会社サイバーエージェントが2018年に発表した「動画広告市場推計・予測<デバイス別>(2017年-2024年)」によると、2019年の動画広告の市場規模は2,312億円、2020年には2,900億円、2024年には4,957億円に達する見込みです。今後もさらに拡大していくことが予想されます。
このように動画広告市場が成長している背景には、次の4つのポイントが考えられます。

動画配信プラットフォームの普及

まずYouTubeなどの動画配信プラットフォームが広く認知された影響は大きいでしょう。若い世代が中心というイメージでしたが、実は60代、70代まで視聴者層の年代が広がり、ビジネス方面にもジャンルが拡大しています。こうして動画広告がリーチできるユーザーの範囲が広がったことも大きな要因でしょう。

スマートフォンの普及

回線の高速化、画面サイズの拡大など、ここ数年でスマートフォンによる視聴環境が整いました。2018年にGoogleが行った調査によると、スマートフォンをはじめとするモバイル端末での再生時間がYouTubeの総再生時間の70%を超えることが発表され、今ではその状況はさらに進んでいくはずです。

携帯の通信回線が5Gへ

2020年には携帯の通信回線が4Gから5Gへ移行し、さらにデータ送信が高速化します。5Gは4Gの通信速度の約1,000倍といわれ、これまでは通信制限を気にして動画視聴を控えていたユーザーも安心して動画を観る機会が増えるでしょう。

テレビCMからの移行

映像の広告といえば、これまでテレビCMがもっとも効果的なメディアといわれていきました。もちろん、現在も高い影響力を持っていますが、インターネット技術によりターゲットを絞り込める点と、テレビCMと比べるとコストが抑えられる点が注目され、インターネット限定動画も多数配信されるなど注目は高まる一方です。

目的に応じて選ぶ4種類の動画広告

動画がこれからのプロモーションに欠かせないことは、ご理解いただけたでしょうか?ただし、ユーザーの動画広告を見る目は年々厳しくなっていくため、より効果を出すためには種類ごとの特徴を理解し、トレンドを把握した上でコンテンツづくりを行うことが大切です。種類ごとに特徴と効果を知り、目的に見合った配信方法・メディアを選ぶなど、戦略的な考え方が求められます。

インストリーム広告

YouTubeで見られるようなタイプ。サイズの大きい画面で商品・サービスの特徴を映像、音声、文字を駆使して伝えます。バナー広告よりもサイズが大きく、動画の前後に情報を組み込むこともできるため、さまざまな表現が可能です。インストリーム広告は、配信の仕方で2つに分かれます。

「スキッパブル広告」
◎動画広告を再生した数秒後にユーザーが途中でスキップできる。
◎一定時間視聴されなかったり、途中でブラウザを閉じた場合は課金されない。
◎動画に魅力がないとユーザーが離脱するため、最後まで見せる工夫が必要。

「ノンスキッパブル広告」
◎ユーザーに一定時間スキップの機会を与えず、強制的に視聴させる。
◎例えば5秒間視聴した後、広告をスキップできるボタンが表示されるなど。
◎関心を持たれないと、先へ進めないストレスをユーザーが抱えてしまう。

インバナー広告

Yahoo!などポータルサイトのトップページで表示されるバナー広告の動画版がインバナー広告です。インストリーム広告が動画に興味があるユーザーだけに配信されるのに対して、より多くのユーザーに観てもらえる機会がある動画広告です。

◎動画サイトを利用しない不意特定多数にもアプローチできる。
◎ユーザー属性を設定してターゲティング配信したい場合に向いている。
◎いくつかの動画パターンを用意してA/Bテストを実施できる。
◎最後までユーザーに見られる適度な長さ、内容にすることが重要。

インフィード広告

ユーザーがWEBサイトを訪問し、ページをスクロールすると動画広告が画面に表示されて再生が始まる仕様の広告で、ニュースサイトなどでよく見かけるタイプです。

◎ユーザーが閲覧しようとしている記事の間に表示されるため、視聴されやすい。
◎スクロールして動画広告が表示されて再生されるので、スマホと親和性が高い。
◎そのままスクロールしてしまうとスキップできてしまう。
◎いかに目を留めるイントロを作れるかが重要。

オーバーレイ広告

パソコンやスマートフォンなどでWEBサイトを閲覧している際、画面上に覆いかぶさるように大きな広告が表示されるのを見たことがないでしょうか?これがオーバーレイ広告といわれる手法です。

◎画面いっぱいに表示されることでインパクトが大きい。
◎ユーザーのアクションに合わせて広告サイズや位置、動きをコントロールできる。
◎ユーザーの操作を阻害する可能性もあるため、設計には十分配慮が必要。

動画広告ならではのメリットとは?

さまざまな種類があり、設計も工夫が必要な動画広告はハードルが高いと思われますか?動画制作のプロとしっかりタッグを組み、企画・設計をしっかりと行えば、意外と手軽に動画ならではの大きなメリットを受けることができるのです。

ユーザーに強い印象を与えられる

静止画像のバナー広告より、動画広告は圧倒的にインパクトがあり、ユーザーの強い印象に残せるのが強み。視覚・聴覚に訴えかけるだけでなく、物語性を持たせることでユーザーを広告の世界に引き込むこともできます。視聴後、すぐにクリックなどのアクションが行われない場合でも、印象に残ることで次のプロモーションがやりやすくなるでしょう。

商品・サービスの特徴を伝えやすい

視覚・聴覚にうったえかけるため、伝えたいメッセージを静止画像以上に伝えられる点も重要なポイントです。動画であれば、1つの画像に情報を詰め込む必要がなく、ストーリーに沿って順番にメッセージを送ることも可能。この物語性は、商品やサービスのブランディングには重要な要素です。

ユーザーがアクションを起こしやすい

動きでユーザーにクリックなどのアクションも起こさせやすいのも特徴です。商品・サービスの魅力、価値、他との違いなど、多岐にわたる情報を短時間で伝えられるので、購買などのアクション率を上げられるます。

SNSでの発信・拡散が期待できる

SNSでも動画コンテンツは広がっています。そのため、動画広告に興味を持ったり、話題性があると判断すると、SNSでシェアすることにつながります。ここから情報はどんどん広がっていき、広告コスト以上の効果が見込めることもあります。

ユーザーに響く効果的な動画を作るポイント

メリットがいろいろと多い動画広告ですから、すでに多くの企業が日々発信を行っています。その状況下で効果を最大限に引き出すためには、ユーザーの興味をひくような工夫をしなければいけません。効果を最大限引き出すためのポイントとは何かを解説します。

商品やサービスのターゲットを想定

いかに効果の期待できる動画広告でも、商品・サービスのターゲット層に届かなければ意味がありません。年代や性別、地域、趣味嗜好などを考慮し、動画を配信する広告媒体もターゲットに合わせて選定しなければなりません。動画広告を制作する前に、必ずターゲット像は明確に設定しておきましょう。

動画広告以外の広告との連動

動画広告単体ではなく、リスティング広告やアドネットワークのバナーなど、他の広告も展開する場合は、連動させることでより大きく成果を期待できます。統一したコンセプトで展開すれば、ユーザーにはどの広告を見ても同じプロモーションであることが理解され、より高いブランディング効果につながります。

ユーザーに役立つ情報として発信

当然のことですが、ターゲットとするユーザーが「役に立つ情報だ」と感じる動画を発信することも重要です。どうしても商品やサービスの良さだけをアピールしてしまいがちですが、有益な情報を併せることでスキップされたり、スクロールして視界から消されたりするのを防ぎましょう。もちろん、不快にする表現もNGです。観てか良かった、楽しかったという視聴後の気分はブランドに大きな影響を与えます。

ながら視聴を考慮する

アメリカのマーケティング調査会社のデータによると2019年には80%以上が「セカンドスクリーン現象」が行われていると発表しています。自宅でテレビやPCを第1の画面、スマートフォンを第2の画面として、2つのスクリーンでコンテンツを楽しむ「ながら視聴」のことです。視聴者の31%は関連するコンテンツをウェブで閲覧し、19%が関連する話題をSNS上で投稿して他ユーザーとコミュニケーションを図っています。こうした状況を踏まえて広告の設計を行えば、ウェブ誘導やSNSによるシェアなどの成果へ繋げることができるでしょう。

広告であることを忘れさせる

人は「商品やサービスを売り込まれている」と感じると、拒絶しがちです。エンタメ要素を盛り込んだり、物語性を持たせるなど、観ていて「楽しい」と感じる構成にして、広告であることを忘れてもらうことも大切なポイントです。企業側としてはつい情報をあれこれ盛り込みがちですが、まずはユーザーの立場から楽しめる内容であるかどうかを吟味しましょう。

動画広告の効果を最大限引き出すためには、商品やサービスのターゲットを想定した動画内容や配信方法が重要であること。そして、動画広告以外の広告とコンセプトを統一して連動性を持たせること。コンテンツはユーザーに役立つ情報であること。そして、セカンドスクリーン現象(ながら視聴)を考慮して広告設計を行うこと。これが動画広告を成功に導くポイントです。動画広告の種類ごとに戦略を立てて、より効果的なプロモーションを実現させましょう。